100日ワニから学ぶステルスマーケティング

『100日後に死ぬワニ』は前時代的なプロモーションによって台無しにされ、今もなお石を投げつけられている。|ゲームキャスト
100日後に死ぬワニの生活を1日ずつ、合計100日にわたってTwitterに投稿し続けた漫画『100日後に死ぬワニ』が終わり、最後に商業展開が発表され、いろいろと話題となっている。 そんな中で私のツイートも思ったより見られて、たくさんメンションがきている。 できるだけ返事はしたいものの、全部に返事を返して納得いくまで語...

なるほどガッテン
ざっくりまとめると批判を集めた要因は、ワニがくたばった後に間髪いれず音楽+書籍+映画化やグッズ等を販売するなどの商業性が見られたことと、名もなき個人がバズを起こしたと思いきや、最初から仕組まれた電通案件だったことが疑われたこと。要因というかこれでニコイチなんだろう。

だがしかし、過去にステマで作られたコンテンツなんて無数に存在するうえ、すぐにメディアミックス展開をするなんて普通のことだと思うので個人的には何も感じないが、このワニの作品の読み手はタイトルからして悲しい結末を期待していたうえ、ワニに愛着を持って見守っていたと。

ほんでワニは100日後に読者の期待に応える命の輝き方をしたものの、100日後の葬式会場の受付に大量のグッズを売る輩が居たもんで、作り手と読み手に大きなズレが生じた。確かに余命がわずかと分かっていた好きな有名人が死んだとして、葬式を待たずして通夜の席で関係者が新作DVDなんか売り出したらいやだ。

ビジネスや恋愛もギャップが大切のようだが、そのギャップで相手の心を動かすこともできれば滑らせることもできる。ステマ等の真相は分からないが、もし感動を売り物にするなら焦らずにバレないように仕込めということですな。

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