弱いカードで天地創世

女子高生起業家として有名になった株式会社AMFの椎木里佳ちゃんが周囲からの批判の声に反論している。現在指摘されているのは「椎木里佳は父親のすねをかじっているインチキ起業家なのではないか」ということ。
椎木里佳　自分の生まれもった環境を批判されるのを恐れて利用しないなんてバカバカしいので、私は最大限利用しようと考えています。恵まれた人を妬んで足引っ張るよりも、自分の環境で何ができるか考える方が有益かと。
スヌーピーのセリフに「配られたカードで勝負するしかないのさ」という言葉がある。「君はよく犬でいられるね」と見下された言葉を投げかけられたときにスヌーピーが返した名言だ。父親を利用していると批判された椎木里佳ちゃんは利用していることを認めたうえで「それは当たり前のこと」と見解を示す。
そーす：http://netgeek.biz/archives/85741

強いカードを持っていても失敗することもある

スヌーピーって犬のくせにこんなかっこいい名言を吠えてたんだな。この2chで叩かれてるjkが何者で、起業して起動にのっているのか、のっていないのかは知らないが、強いカードを持っていたとしても、努力を怠ると上手くいかないことだってある。んで、底辺が裕福なゴールデンjkを叩いても、手持ちのカードはいつまで経っても強くならない。叩いて強くなるのは鉄（刀）だけ。

ちなみに、最近自殺したヒトちゃんがマンから出てくるときに引いたカードは「貧乏」「毒親」「コミュ障」の3カード。麻雀で言うとクソ配牌だ。結果、恵まれない環境に耐えてるだけで頑張った気になって努力を怠り、家に引き篭もりながら2chで毒を吐き続けることを選んだ。最後は2chに書かれたレスをきっかけに首を吊って死んだ。（元々サイトが完成したら死ぬつもりだったらしいが）。

理不尽なことに耐え続けるのは辛いことだから頑張った気になる、実際、辛いことから耐えることに頑張ってはいるんだろうけど、この頑張ったと「努力」は別もの。配られた弱いカードについては同情できるが、いくら環境や親のせいだと愚痴をこぼしても、周りから見ると何もしてない人だから、いくら不幸自慢をしても叩かれる。この手のスレは不幸自慢の書き込みで溢れかえる。

手札が弱くてもカードは強化できる

最初に配られたカードがゴミなら、手持ちのカードを強化したり、山札から別のカードを引くこともできる。自分の力だけではどうすることも出来ないのであれば、他人のカードに頼ることもできた。例えば、ヒトちゃんが家庭環境のせいにしていた、低いコミュニュケーション能力は蓄積型の能力だから、勉強したり場数を踏めば強化することもできたはずだ。

自分の毒親のことも、親を育てた親も毒親云々って書いてた記憶がある。アフィリエイトと同じで客の悩みの原因が分かったのと同じことだから、あとは解決方法や解決できる商品見つけて自分に紹介して努力すればよかっただけだったんだ。自分が駄目な原因が分かったんだから、それを解決するために新しいカードを選んで努力すればよかっただけ。

なのに、ヒトちゃんは恵まれない環境だけでなく、努力できないことも親や環境のせいにして逃げた。いいとこまでいってたのに、永井先生の無限マリオのように、途中で無理ゲと判断してリセットボタン押してしまった。これが、先天的な精神病だったり、途中で患った心の病気だったりで頑張れる力が弱いなら仕方がないが、そうでないのなら闇に逃げないで努力してほしかった。

優秀な人は手持ちのカードに不満を言わない

確かに生まれてから配られた配牌が最強で、底辺とはスタートラインが違う種族もいる。手札が悪い人より裕福な家庭で生まれ育った人もいるから嫉妬する気持ちもよくわかる。育てた親が毒親ならひねくれた性格になることだってあるから、良識の人の考えが理解しにくいこともある。目標や夢がなかったり、誰からも期待されることもない人だっているかもしれん。ただ、現状を悔やんで愚痴を言ったり、強いカード持ってる人間を嫉妬して叩いても何もかわらん。

目標に挑戦したことは将来何かを成し遂げる力になる

ヒトちゃんは最初に引いた配牌が最強だったとしても、努力しないままの人間だったら、おそらく役満であがれなかったと思う。クソ配牌でも真剣に向かい会ってくれる大人と出会って、がんばる喜びを教えてもらっていれば、将来に希望が見えたかもしれない。そしたら、恐らくけんもうみたいな闇サイドに堕ちずに、満貫くらいで上がれたんじゃなかろうか。

生意気言ったが、おれも努力せずに逃げてるところが多々あるから、今後の自分の課題でもある。