| 2025年 | AdSense 収益 | YouTube 収益 |
| 1月 | 約1.7万円 | 約8.3万円 |
| 2月 | 約1.5万円 | 約6.6万円 |
| 3月 | 約2.0万円 | 約6.5万円 |
| 4月 | 約2.0万円 | 約6.6万円 |
| 5月 | 約2.0万円 | 約5.0万円 |
| 6月 | 約1.6万円 | 約14.2万円 |
| 7月 | 約1.5万円 | 約6.6万円 |
| 8月 | 約1.6万円 | 約5.6万円 |
| 9月 | 約1.6万円 | 約6.0万円 |
| 10月 | 約1.6万円 | 約6.1万円 |
| 11月 | 約1.5万円 | 約5.2万円 |
| 12月 | 約1.3万円 | 約9.0万円 |
Amazon
| 2025年 | 収益 |
| 1月 | 約2.5万円 |
| 2月 | 約3.0万円 |
| 3月 | 約3.3万円 |
| 4月 | 約2.7万円 |
| 5月 | 約2.5万円 |
| 6月 | 約2.5万円 |
| 7月 | 約2.6万円 |
| 8月 | 約2.5万円 |
| 9月 | 約3.4万円 |
| 10月 | 約2.9万円 |
| 11月 | 約5.0万円 |
| 12月 | 約3.2万円 |
楽天
| 2025年 | 収益 |
| 1月 | 約6.0千円 |
| 2月 | 約7.8千円 |
| 3月 | 約6.5千円 |
| 4月 | 約4.7千円 |
| 5月 | 約5.5千円 |
| 6月 | 約3.6千円 |
| 7月 | 約3.3千円 |
| 8月 | 約3.7千円 |
| 9月 | 約3.6千円 |
| 10月 | 約3.4千円 |
| 11月 | 約4.3千円 |
| 12月 | 約3.2千円 |
バリューコマース
| 2025年 | 収益 |
| 1月 | – |
| 2月 | – |
| 3月 | – |
| 4月 | 約1.0千円 |
| 5月 | – |
| 6月 | 約1.7千円 |
| 7月 | – |
| 8月 | 約1.3千円 |
| 9月 | – |
| 10月 | 約2.0千円 |
| 11月 | – |
| 12月 | 約1.8千円 |
2025年度 収入
| ASP | 合計 |
| 約106万円 | |
| Amazon | 約36万円 |
| 楽天 | 約6万円 |
| バリュコマ | 約1万円 |
| – | 約148万円 |
2025年度の売上は約148万円だった。こどおじで散財することもないことから、低収入でも困ることはないと思っていたが、円安進行・輸入原材料・エネルギー価格上昇・人件費上昇などインフレのコンボで物価が高騰。定期的にまとめ買いしている消耗品・食料品などが買うたびに値上がりしていき、急速な物価上昇や円の価値が目減りしていくことに対して指を震わせながらポチっている。
非課税世帯となる
毎年所得が下がり続けていると、健康保険料や住民税が想像以上に安くなっていくことに驚く。今年の住民税は納税通知書が見当たらないので、2025年から誤送金で有名になった田口翔君と同じ非課税世帯に仲間入りしたのかもしれない。今後、地域に分配される臨時特別給付金がわしの口座に一括誤送金されるワンチャンに期待したい。
基礎控除の引き上げ
そういえば、確定申告書見てて知ったことだけど、基礎控除が従来の48万円から95万円と倍満になっていたことに気づいて驚いた。TVで「103万円の壁~」とかよく耳にしたのは、この基礎控除が引き上げされることだったのかと、今更ながら税の巨人に守られる壁の高さが変わったことを理解した。
「やったセイ!」とぬかよろこびしたものの、国税庁のHPによると、合計所得が132万円以下の場合に基礎控除額が95万円となる特例バフは、令和7年(2025年)~令和8年(2026年)の2年間だけ。ただし、48万円から58万円への引き上げは2年間限定ではなく、令和9年(2027年)以降も継続するとのこと。
AI有能すぎて出番消滅
サイトアフィリは、調べる行為自体がAIチャットで完結するようになってきたことと、AIがWEB上の複数サイトをリサーチしてくれたものを見ていると、「もうオレいらんだろう!」となり、本年も新しいテキストサイトを作る気はおきらなかった。
なので、前年と同様で既存のブログやYouTubeでたまに来る質問への回答を記事化・動画化する程度で大きな進捗はない。ちなみに物忘れが激しいが、デジャブ感があるので、毎年わしは「アフィリエイトを辞めた!」と引退宣言してるかもしれぬ。
YouTubeでは、いくつかチャンネルを作ってみたりもしたけど、どれも長続きはしなかった。アフィリエイトで(黎明期→成長期〜成熟期→衰退期)と事業の醍醐味を味わってからというものの、収益化にかかる期間や寿命を考えたりすることと、必ず良い結果が出る確証がないなかで、収益目的で感心のないことに手をだすと作業がつまらないので、熱量を保つことはできなかった。
働きたくないでござると非課税ラインの相性
情熱を失い収入は下がっていく一方で、1日の作業量が少ないとストレスも少ないので、無敵の人でストレスを避けたい場合は、バリバリ稼いで年貢をガッツリ納める高収入・高消費の豪農ルートは完全に捨てて、タイミーや広告収入などで所得税0円の壁(基礎控除+ 給与所得控除 or 青色申告特別控除)を超えない「低収入・低支出」で、国からの課税からの脱却する生活も1つの生き方かもしれない(社会保険の壁は異なるので注意)。
質素倹約モード
だがしかし、わしの場合は現在の支出だと資産が溶けていくうえ、収入が下がり続けるのは必至であるため、家の近くに借りてた事務所兼倉庫として経費計上していた物件を引き払うことにした(2回目)。
荷物は人と鉢合わせしないように新聞配達のカブが走らない丑三つ時に夜逃げするようにコソコソと運び出した。しかし、途中で野良猫の群れに餌を与えているおじさんと出くわし、町内会で問題になっている野良猫が異常爆誕する謎を知ることに。
そして、さらに支出を減らすために、毎月家に入れたお金も10万を維持できず、5万→3万と下げた。さらには、不要な物もメルカリに出品して、メルペイポイント(メルペイ)が使えるメルカリで農家が安く販売している10kg級のB品野菜と米を買うようにしている。
倹約で思い出したが、最初に作ったチャンネルはジャンルがかなり雑多なうえ、動画の内容もつまらないことから、普段の再生数もせいぜい数百回程度。
しかし、そんななかガス代を節約しようと思って、段ボールを圧縮して固形燃料を作った動画を投稿したところ、これが予想外に伸びて最終的には約40万回再生までバズった。
再生数が勢いよく伸びていた期間は、広告収益が毎日1万円近く入っていたから、アフィリエイトをしていた頃にTVの影響で一時的にAdSenseが伸びた、いわゆるジャパネット砲のような感覚を思い出した。
さらに、この動画1本だけでチャンネル登録者数も約1,500人増えたことから、視聴者の需要にきちんと合った動画を作ることができれば、投稿本数が少なくても短期間で収益化ラインに到達できるのだと実感した。
ただ、その後に関連動画もいくつか投稿してみたものの、自分自身がそれほど強い関心を持てなかったり、飽きが来るテーマの動画を作り続けるのは長続きしなかった。
興味の薄い動画を作る作業は、アフィリエイト衰退期に感じていた閉塞感とよく似ていて、有益な情報やノウハウを読まれることで再生数を伸ばすことを優先して、自分の本当に作りたいものをねじ曲げてしまうと、結局は自分のやりたいことではなくなり、楽しくないためモチベが続かなかった。
また、たとえジャンルを特化させて有益な情報をシェアして、短期的に儲かったりしたとしても、継続して再生される動画を作り続けるのは簡単ではないとも感じた。1本バズったからといって、次もその次も同じように伸ばせるとは限らないので、毎回のように高い再生数を叩き出し続けているYouTuberたちは、相当すごいことをやっているのだとも感じた。
白米を食うと睡魔に襲われる
食後に襲われる睡魔がだんだんと強くなってきた。超絶ネムネムになって1日のスケジュールが能率のいいウンコ製造機になることから、気になってネットで調べてみると、食後の強い眠気は血糖値スパイクが原因らしい。血糖値という言葉はよく聞くわりによく理解していなかったので、これを機にNotebookLMで勉強してみた。
どうも炭水化物を摂ると消化・分解の過程でブドウ糖となり、それが腸から吸収されて血液中に流れ込むようだ。そして、血糖値はその濃度を示す数値で、膵臓がインスリンというホルモンを分泌して血糖を細胞に取り込ませることで、血糖値を一定に保つ仕組みになっているらしい。
だがしかし、炭水化物を爆食いしたり、砂糖を含んだ甘いものを摂ると、血液にブドウ糖が大量に流れ込んで血糖値が急上昇するという。高血糖の状態が長期間続くと、膵臓に負担がかかるだけでなく、やがて疲弊・機能低下していくので、血糖値をうまく下げられなくなるという。
そして、血糖値が下げられなくなり高血糖状態が続くと、あまったブドウ糖が血管壁のタンパク質と結びついてなんと血管をぶち壊していくらしい。特に細い毛細血管がダメージを受けやすいことから、糖尿病になると「毛細血管の塊である腎臓」「毛細血管に頼り切った構造の目の網膜」「血流が届きにくい手足の先」がダメージを受けやすいという。
最悪、人工透析・失明・足の切断——と、まあこのあたりで震えながらブラウザの右上にある×ボタンを押した。つまりは、これらはすべて血糖値上昇からくる血液の病気が原因。毛細血管は皮膚、筋肉、神経あらゆるところに走っていることを考えると、わしの老眼や傷が治りにくなったのも血糖値が関係しているのかもしれにあい。
糖尿病になったよっさんが杖をつかないと歩けなくなってからの腎臓を悪くしたのも合点がいくし、血糖値がボーリングの最高スコア超えたのに食生活改めない石川典行も将来足をぶった切って、リスナーに「なんで教えてくれなかったんだよ!」とブチ切れながら病院のベッドで配信してる未来が見えて怖くなった。
人類誕生して約700万年、糖分に適応した上位種に進化できなかったことから、さっそく食生活を改めることにした。まず、1回に食べる白米の量は100gに減らし、血糖値を急上昇させる砂糖の代わりにラカンカを調味料にした。
ラカンカ・キシリトール・ステビアは人工甘味料ではなく、砂糖のように甘いのにも関わらず、いくら摂っても血糖値ほぼあがらないという神アイテムで、甘いものが食べたくなったときの代替として重宝している。
また、筋肉を動かすとインスリンなしでブドウ糖を細胞に直接取り込めるらしく、つまるとこ運動すればインスリンを使わずに血糖を消費することから、毎食後、歯磨きをしながら、太もも・お尻といった大きな筋肉群を一度に使うスクワットを行い、その後、引きこもりでもできる有酸素運動である踏み台昇降を20分こなすようにした。
ただ、この食生活だと満腹感が得られず大食いのわしにはかなり辛かったので、毎食、糖質が少ない野菜(サラダ)をボール1杯分うさぎのごとくムシャムシャ食べるようにした。すると、食後の眠気や目のかすみが改善されただけでなく、悩んでいた毎日の下痢や腹痛も改善され、体重も80kg台から75kgまで落ちたという。
よくよく調べてみると、軟便のために積極的に摂っていた善玉菌(乳酸菌・ビフィズス菌・酪酸菌)の主な餌は食物繊維みたいだから、菌活といって善玉菌を積極的に摂るより、今お腹の中にいる菌たちにエサである食物繊維をどっさりぶっ込むが効果的だったという。人より野菜を食べるほうだと思っていたけど、それでも足りていなかったようだ。
あと、倹約の話に戻るが、メルカリのポイントで米も買っている。ちなみに米不足の時もアイリスオーヤマの進次郎米(備蓄米)を買ってみたが、当初、水量を増やせばパサつきは抑えられるので十分に食べられると感じていたが、ほどなくして味気のない備蓄米の単調さに飽き、香り豊かな新米の価値の高さをあらためて実感した。
リステリンでうがいしてて一時的に味覚障害になったときにも思ったんだけど、食べ物は味覚が鈍っていても風味があるとおいしく感じられた。そう考えると、料理だけでなく、米の風味もあらためて重要なんだなと思った。
余談で米不足騒ぎ時のニュースで知ったことだが、米は土耕でも育つらしい。実際に玄米を庭に植えて米を収穫する動画を見たことから、収益が0になったら、金で商品交換する貨幣経済で生きることをあきらめ、沢つきの山林を買って、成長の早い猫草の種と米の種籾をばらまく。そして、生えてきた猫草は利回りのいい鶏に与え、鶏が毎朝ひねりだした卵と、ネギ代わりにした猫草と、土耕で育った米でチャーハンを作るという単純明快な炒飯経済ができる環境を終の棲家としたい。
ぎっくり腰0になり、腰痛も完治する
腰を曲げる作業を続けているとぎっくり腰を起こすようになった。最初は1年に1回程度だったと思うけど、歳を重ねていくうちに頻度がどんどんと短くなり、週1回のペースで再発するようになった。ひどい時期は歯磨きやごみ捨てなどちょっと前かがみになるだけでぎっくり腰になるようになり、日常生活にも支障が出るレベルに悪化した。次第に腰痛も酷くなり常にコルセットを着けていないとまともに動けない状態にまで追い込まれた。
そこで、椅子やマットレス変えたり、YouTubeを見て色々なストレッチを試してみたが、一番効果があったのは、突っ張り棒を使って体を反らせるストレッチだ。椎骨が正しい位置に戻るのかわからぬが、これでぎっくり腰にならなくなった。ただ、負荷かかる作業してるときはパワーベルト腰に巻いてる。
で、さらに効果があったのが、今年見つけたヨガのアップドッグというポーズ。うつ伏せの状態から手を床について上体を起こし、天井を見上げるように腰を反らせるこのポーズを起床時と就寝時、または腰を曲げる作業前に1分3セット続けたところ、ぎっくり腰を起こさなくなっただけでなく、慢性的な腰痛そのものも消えた。
ヨガすごい。年配の人にも人気だし、鶴太郎が23時に起床して4時間もヨガしてる理由がよくわかった。あの人おかしいと思ってたけど、おかしいのはわしだったという。
AI競争時代
2025年はAI競争が激化した年と言われ、実際にユーザーシェアをめぐる各社の生成AI開発競争は熾烈だった。その分、進歩の向上スピードも凄まじく、AI黎明期に話題になったラーメンを上手に食べるさせることができない画像を生成する問題も余裕でクリア。化け物のような姿になったウィルスミスさんがパスタをむさぼり食べる動画も、本人も麺もAIとは見えない神クオリティにアプデされた。
さらにカメラのアングルや背景が変わったり、キャラクターが違和感なく自然にペラペラ喋ったり、それらが一貫性を保つ技術も向上したことから、老後は自分もAIを利用した特殊詐欺にあうのかも。仮にAIで対応する時代になったとしても、人間そっくりに振る舞い、人間より賢くなっていくAIをAIすら騙されるのやもしれぬ。
んなこんなで、進歩するAIの利便性を実感していくことで、今後はあらゆるものにAIが実装され、インターネットのように社会を支えるインフラの一つになっていくと感じた。検索・OS・スマホのように、最初に広く使われたものが長期的に優位を握る分野なことから、あらゆる企業が開発や投資に必死になる理由もようやく理解できた。
AIの進歩するスピードの速さを見ていると、AIに一問一答させる程度のミジンコでも、簡単な指示をするだけでも、複数のAIがやりとりしてなんでも作ってくれたり、面倒な作業をしてくれる時代がすぐ来ると感じた。
さらにAIが進化すると誰でもコンテンツを作るスピードが速くなり、一瞬で量産されることと、クオリティも平均化してしまうので、作れること自体は価値になりにくくなり、最近よく見かける自動化に近いコンテンツで稼げる期間も短いのではと思ってしまう。
一家に1台AIエージェントの時代が来ると、誰が運営しても成立するような非属人コンテンツほど代替されやすくなり、アプデで散った時代によく聞いた「何を言ったか」よりも「誰が言ったか」は重要で、ネットで少しでも長く生き残って稼ぐことを考えるなら、顔出しや声出しから、その人のキャラクターや考え方など、その人がいなくなったら成り立たない属人チャンネルのほうが長く生き残れるのかもしれない。
OpenAI(ChatGPT)
ちなみに、2023年からChatGPTを使っているわしも、今では記事・画像・動画をつくる以外に私生活でも手放せない存在になった。わしは、自問自答しながら箇条書きしたものを元に文章を作るタイプだけど、文章にする工程はAIに内容のつながりが自然になるように構成してもらうことがよくある。また、頭の中に入ってる日本語が少ないうえ、語彙力が稚拙だから、適切な表現や言い換えの仕方に困ったときにも活用している。
Google(Gemini)
不得意な分野では、逆にAIに質問して記事をつくる使い方もしてたけど、リサーチ機能が実装されても、ハルシネーションや根拠のない嘘情報がコンテンツ作りで問題になった。そのフカしの確認作業が手間なことから、資料ベースで使える「GoogleのNotebookLM」も使うようになった。
NotebookLMは、自分で集めた複数の資料を統合し、それをもとに内容を理解・整理・要約・質問したりできるAIノート。AIが文字・動画・音声ファイルから、ウェブサイトやPDF化した書籍も瞬時にインプットしてくれるので、苦手なことを学習したり、長文の記事・論文・動画をかいつまんで理解したりできるほか、記憶力弱いわしは第二の脳としても使っている。
先述したとおり、自問自答しながら文章つくっていくタイプだから、ノートブックに読み込んだ資料を元に質問しながら回答を得たものを添削して文章を作ったり、逆に自分の書いたものをぶっこんで読者が気になるようなことを質問してもらい、文章に有益なものをトッピングしたいときにも便利だった(もっと色々な使い方できるんだけど長くなるので割愛する)。
その他に記事や動画で使えるスライド資料を出力してくれるのも重宝している。自分でパワポをゼロから作る気力は到底ないが、NotebookLMに読み込ませた資料をベースに自動で構成を組んでくれるので、あとはカスタマイズするだけで任意デザイのスライドができあがる。そのうち、Eテレのような長尺動画も生成してしまいそうで怖い。
そんなことや、ChatGPTにボコボコにされていたGeminiが拮抗してきたこともあり、賢くて万能なChatGPTとGeminiに課金してパートナーとして使っていた。当初は画像や動画はChatGPTやsora→sora2に頼っていたけど、後半はNano BananaやVeoのほうが精度やクオリティが高くなりクロスチェックすることも少なくなった。
X(Glock)
一方でX(旧Twitter)に登場したGrokは、ChatGPTやGeminiに比べて明らかに未熟だった。なので、「SNSのAIなんて…」ってずっと思い込んでたけど、リアルタイムでXの投稿データを活用する仕様になってから、時事ネタみたいな今まさに起きている出来事、生の世論やトレンドを調べるときに、ChatGPTやGeminiよりも明らかに便利になった。
ニュースが起きた瞬間の反応やネット上の本音がすぐ拾えるのは、他のAIにはない大きな強みといえるし、やはり思っていることをそのまま口にする嘘偽りのない人間の感情はおもしろい。Glockだけは課金していないが、無料でも十分に使える。
Anthropic(Claude)
そんな感じでChatGPT、Gemini、Grokを使い分けてきたところに、文章の自然さはClaudeが突出しているという噂を耳にして使ってみた。Claudeというとコーディングやエクセル・パワポに強いというイメージがあったが、一昨年につかったときより確かに文章は別格になっていた。
ChatGPTやGeminiがどこかAI臭い文章になるのに対して、Claudeは人間が書いたような自然な仕上がりになる。また、面倒くさがりとしては、漠然とした指示を出してもときメモ形式みたいに選択肢が出てきて、それを選ぶことで会話が勝手に整理されて作りたいものが作れるという親切設計もありがたい。
Claude Codeはコードがわからないミジンコでも人間の代わりに複雑な作業を指示通りこなしてくれるツールを作れるので、ネタだしから記事投稿などClaude Codeでかなりの部分を自動化できる。動画を生成することはできないが、外部のものと組み合わせることで動画などの自動生成も可能。
さらみ、WebブラウザやPC自体を自然言語で動かせる新機能(CoworkやClaude in Chrome)も登場したので、さらなるミジンコでも作業効率化のための専用ツールを作れるようになったという。Anthropicは業務などの実生活に役立つものをだしていて、アプデもキャッチアップが追いつかないほど速く、進化の速度が衰える気配が一切ない。
老後の蓄えはいらない!?
自然言語で日々のルーティン作業やコンテンツ作成も自動化できるようになってくると、イーロンマスクが言ってたように「近いうちにアプリやOSがなくなりほとんどのコンテンツがAI生成される時代来る」という話も、あながち誇張とは言い切れない気がしてきた。
今みたいにオンラインで能動・実行が可能なClaudeなどにアクセスしなうとも、オンボードで超早い推論ができるAIエージェントがPCなどの端末に組み込まれたものが出てくるとも語っていた気がする。つまり、端末に組み込まれた軽いAIエージェントに、オフラインでとんでも勢いでプロダクトの開発やシステム構築を無制限で任せられるようになると。
その他に、人間の知能と同等かそれ以上と言われる汎用人工知能(AGI)なるものも近い将来に登場するらしく、それらが環境や用途に応じた体(ロボット)に搭載されれば、今みたいにピクセルの上(画面上)であるものだけでなく、人間がリアルで行ってる膨大なタスクを代替する「フィジカルAI」が次なるAI革命の中心になるという。
もはや、人間のかわりにPCやスマホで作業するだけでなく、スターウォーズに登場したドロイドみたいなロボットがリアルでも稲作とネギ作と鶏の世話をしてチャーハン作ってくれるのだから、広い土地を所有している者にとっては、フィジカルAIはベーシックインカムのような再分配の1つといえ、老後の備えも不要な時代になるのかもしれない。
話が脱線したけど、結局のところ現時点では各AIに一長一短があるうえ、各AIが競うように進化のスピードが速い。野球でいうと1回の裏あたりなので、今の優位性が来月には逆転していることもあり、一概に何がいいなんて言えない状態。
コンテンツ制作に活用するなら、それぞれの得意分野を把握したうえで、相性がいいものを使い分けるのが現状の最適解だと思う。ちなみに外注1文字1円時代を知っているので、すべてに課金しても割高だと感じない。
ただ、後発で他企業のAIがOpenAI追い抜いてきたこと考えると、将来的には後出しでも他社のサービスを模倣でき、使いたいユーザーと宣伝をしたい企業を媒介して無料提供できるGoogleが一般向けユーザー(非エンジニア)層では覇権を握り、エンジニア層や業務用途ではAnthropicか他社が覇権を握るのかもしれない。
関連して、動画生成などは「Seedance」「Kling」「Wan」などの中華勢のほうが強いので、倫理観のぶっ飛んだものは、中国AI勢が先行し続けるのかもしれない。
AIは読み物としてまだつまらない
生成AIは作業効率に便利だが、記事の構成や文章をゼロから生成させると、整理されたきれいなものにしてしまううえ、どんなにカスタマイズしても、人間が持つ歪な不完全さや意表を突かれる小さなオチや表現ががのっからないので、ジャンルによっては読んでて味気なく刺さらない。
また、生成したものを人に読まれたとしても、一番おいしいシュークリームの中身だけを食べられたような気分で自己表現欲求が満たされないうえ、歳を重ねると哲学的になるもので、誰でも簡単に作れるようなものを量産してなんの意味があるのかという考えに陥ってしまう。
自分みたいにゼロから何かを生み出す部分を譲って萎えたり、周りの評価とか全無視で好き勝手書き殴りたいんだけど文章力がなくて手が止まってしまうタイプの人間は、AIに書かせる外注としてではなく、アシスタントや壁打ちとして使うと、記事や動画のナレーションを作る楽しさや熱量を損なうことなくコンテンツの制作ができるかもしれない。
チ。―地球の運動について―
真実が罪の時代
ショート動画でサカナクションの曲(怪獣)をよく耳にするようになり、気になって主題歌になっているアニメ『チ。―地球の運動について―』をプライムで見てみたが、これは単なる科学史ものではなく、近世ヨーロッパを舞台に天文学や地動説をめぐる知的探求だけでなく、教会による宗教的権威との対立が絡み合った熱い人間ドラマだった。
オカルト的なUFOや西洋の甲冑程度しか興味のないわしでも、その時代の天文学・文化・宗教の歴史が一気に学べる作品でおもしろかった。特に当時の教会の異端審問や絶対的権力に抗いながら、宇宙の心理を追い求める人々が命を賭けて証明しようとする執念が、これといってやりたいこともなく漠然と生きているわしの心に刺さった。
わしらの時代はとにかく変化のスピードが水星の公転速度並に速い。技術革新や社会の移り変わりが速い時代を生きていると、昨日までの正解が明日には通用しなくなることも珍しくなく、そのたびに生き方や価値観を更新しながら、どこかでより安全で合理的な選択を取り続けようとしている。
だがしかし「チ。」に登場する主人公たちはその真逆を逝く。星の軌道を数学で予測できるのにも関わらず、合理的に長生きするために計算した道ではなく、自分が心から感動できるものを選び続け次々に死んでいくという。慣れ親しんだ人物の自死や処刑は辛いシーンであるものの、美しくもあり、深い生き方に考えさせられるものがあった。
天動説:地球はアイドル不動のセンター設定
わしらの先祖がどんぐりから稲作への完全移行した弥生時代(紀元前4世紀)、ヨーロッパ全土では西洋最大のインフルエンサー(アリストテレス先生)なる者が「地球は丸くて宇宙の中心は絶対地球っしょ卍」というアプデされた天動説が一般的に受け入れられていたようだ。
天動説の最大のポイントは、「地球は自転も公転も一切してなくて、宇宙のど真ん中でピタッと止まってる!」というアイドルの不動のセンター設定。太陽も月も他の惑星も地球を中心にして真円を描きながら回る軌道が基本の形だったらしい。わしも空を見ては、他の星が地球を公転しているのかと思っていた。
補足しておくと、当時は望遠鏡がなく肉眼で観測していたようで、天王星と海王星は認識しておらず、土星が一番遠い外側の惑星として認識していたようだ。中心から一番離れてゆっくり公転している土星は、時代の中心についていけず、テクノロジーの進化やトレンドの移り変わりについていけず失速しているわしのようだ。
天動説の魔改造
だがしかし、シンプルな円軌道だと実際の観測とズレが出てきたことから、数学エリート達が計算でアプデし続けた結果、最終的に重力を無視した惑星のとんでも回転や、遠く離れるほど惑星が加速するチートポイントなど超絶ムリヤリな設定を付け足していったという。
そんなこんなで、約500年ほど天動説を魔改造していくうちに、最終的に地球の周りの惑星は円軌道で地球を中心に回るのではなくて、遊園地のコーヒーカップのようにぐるんぐるんとスピンしながら、大きな円を一定でないスピードで回るとんでも軌道に変化していったという。
教会と天動説のご都合マッチング
そして、約1,000年の時を経た中世(13世紀頃)に神学界トップランカーであるトマス・アクィナスって聞いたこともない人が、「この魔改造.Verの天動説と、ウチらの神様設定(地球=神様が作ったVIPルーム)や(神様のいる世界は永遠で不変!)ってコンセプトと完全一致じゃん!」と言って、キリスト教会の公式設定として採用したようだ。
ちなみに、当時のキリスト教会の影響力って、現代の感覚だとGAFAMと政府と学校が全部合体したような超巨大プラットフォーマーくらいガチで絶対的な存在だったらしい。そんなキリスト教は科学の力で宗教の正しさを理論武装して、「天動説しか勝たん卍 それ以外は異端な!」って感じで天動説以外の理論を弾圧したようだ。
自分中心の天動説タイプは現代の組織内の末端や上層にもよくいるが、当時の絶対的権威力を持っていた教会は、この異端者に対して、1アウトで拷問→3アウトはなく→2アウトで生きたまま火刑にするという描写があった。しかし、研究者を処刑したような実際の記録はあまり残っていないことから、現実は「チ。」の架空世界より少し緩やかだったのかもしれない?
とはいえ、これほどまで宗教が社会の中心だった時代に天動説が完全に浸透していたことを考えると、国民大半がキリスト教徒の中で地動説を研究したり提唱することはタブーなことであり、今でいうSNSで炎上するどころか、社会的に抹殺されるレベルのことだったのかもしれない。
地動説(地球は自転しながら太陽の周りを公転している)
天動説を否定した地動説は、「地球も太陽の周りを公転してるイチ惑星にすぎず、しかも地球自身もぐるぐる自転している」という天動説の「地球は絶対的センター設定」をぶっ壊した内容。
紀元前3世紀(約2300年前)にアリスタルコスって人が最初に「太陽中心で地球が回ってる!」って提唱したみたいだけど、当時の常識の壁が厚すぎて全然バズらなかったらしい。
絶対的権威に立ち向かいながら真実に辿り着く
で、1800年くらい経ってから、「チ。」の最後に紹介されたコペルニクスが、「いや、やっぱり太陽中心の方が計算ラクじゃね?」って地動説を復活させて、ガリレオが望遠鏡で証拠を集めて、ケプラーが「星は円じゃなくて楕円で回ってる!」って気づいて、ニュートンが万有引力で「全部同じ物理法則で動いてる!」って完全論破したっていう激アツなリレーが「チ。」以降も続いていて、まさにラファウが最期に言っていた「不正解は無意味を意味しない」だった。
これまでの偉人の不正解にも価値はあり、間違いだった天動説も決して無駄ではなく、あの複雑な軌道に魔改造されても矛盾があったらこそ、人々はもっとシンプルで美しい真実、つまり地動説に辿りついたという。
これは人生においても同じことが言えるのかもしれない。遠回りに見えた失敗や間違いが、実は正解へと続く道を舗装していたとわかるのはたいてい後になってからだ。最期のピャスト伯のように自分が間違っていた可能性を受け入れ、新しい知を受け入れようとする姿勢も大事なのかもしれない。
激アツの科学リレー
その後も異端者の親玉であるアインシュタインにニュートン力学は更新され、この人の有名な一般相対性理論によると、宇宙に何もなければ空間は平らだが、星のような質量がでかい物体が存在すると、その星の周りでは空間が歪んでいるという。
ニュートン的には、「質量を持つ物体同士が引力を及ぼし合う(万有引力)」という力として重力を扱っていて「地球がリンゴを引っ張る」という表現をしていたが、アインシュタイン的には重力は力ではなく、「地球の質量が周囲の空間を歪めていて、リンゴはその歪んだ空間を最短経路で進んだ結果として落ちていく」と見かけの力に過ぎないと考えたようだ。
惑星表面に近いほど重力が強くなり時間の遅れも大きくなる
そして、星の質量が大きくなるほど空間は大きく引き延ばされ、その質量に近づくほど重力の影響が大きくなるという。そのため、質量が大きい星ほど周囲の空間をより大きく歪めるので、ヤムチャが死にかけた重力室のように発生する重力も強くなようだ。
ちなみに空間が引き延ばされると、同じ範囲により多くの空間が含まれる状態になることと、光のスピードは誰にとっても一定で変わらないため、そのぶん時間の進み方が遅くなるようで、何言ってるのかわからぬが、実際に東京スカイツリーで実験すると、地上の方が地球の質量(重力源)に近いので、展望台に比べて地上の方が時間がゆっくり進むことが観測されたという。
その他に、地球の周りを飛ぶGPS衛星でも時間が早く進む現象が起きているようで、この時間のズレを相対性理論を使って計算修正しないと、GPSの位置情報に大きな誤差が生じてしまうことから、1905年に時間と空間は連動することを予測していたアインシュタインが天才だと言われる理由がよくわかった。
見えない空間の歪みをトランポリンで理解
ミジンコにも分かりやすいように見えない空間の歪みを身近なもので可視化してくれていて、イメージとしてはピンと張ったトランポリンの真ん中に重いボーリングの玉を置くと、その重さでトランポリンが蟻地獄のように沈み込むが、これがまさに質量によって空間が歪んでいる状態と同じようだ。
そして、この歪みが太陽系の中で最も大きいのは、当然ながら1等質量が大きい恒星の太陽。先述したトランポリンの例えで言うと、圧倒的に重いボーリング玉(太陽)が、周囲の空間を深くすり鉢状に歪めているので、地球などの惑星はこの歪んだ空間の斜面を同一平面上にコロコロと転がり続けているらしい。
太陽圏はとんでもスピードで天の川銀河を疾走している
ここで公転している惑星たちは、すり鉢の底(太陽)に向かってぶつからないのかという疑問を抱いたが、惑星は自転と公転以外に太陽系ごと銀河の中を爆速しているようで(後述)、「太陽に向かって落ちる重力」と「前に進み続けようとする慣性」がバチピタで相殺されてるという。この2つの力のバランスが取れていることから、太陽に向かって落ち続けても永遠に太陽にたどり着けないという無限公転ループにハマっている状態だという。
さらには、太陽系(水金地火木土天海)自体も天の川銀河を秒速約220km〜240km(時速約80万km)という猛スピードで公転しているらしい。ただし、天の川銀河を1周するのに約2億年かかることから、太陽系はピッコロの螺旋状の魔貫光殺砲のように横向きに疾走しているようだ。
天の川銀河の中心にある巨大なブラックホール
じゃあ、その太陽系が公転する天の川銀河の中心に何があるんだいと調べてみると、いて座A*(射手座Aスター)という巨大なブラックホールがあるという。ブラックホールというと穴みたいなイメージがあったが、質量の塊を超絶小さく圧縮するとブラックホールになるらしく、その圧縮率は地球の場合だとビー玉サイズ(約18mm)ほど小さくするとブラックホールが発生するようだ。
そして、射手座Aスターのブラックホールの直径はなんと約2,000万km以上もあることから、圧縮率のバグった質量が周囲の空間をどれほど深く歪めているか想像するだけで眩暈がすると思う。さらに天の川銀河には、1億個以上のブラックホールと数千億個の星が存在しており、それら無数の天体が作り出す重力の総体が空間を複雑に歪めていて、この凸凹コースを太陽系は公転しているとのこと。
ブラックホールが黒い理由
2022年に天の川銀河の中心にある射手座Aスターの撮影に初めて成功しており、周辺は強烈な光を放っているが、ブラックホール本体は光を放たない真っ黒な天体であり、そのものを肉眼で見ることはできないという。それはすり鉢状になった空間の歪みが深すぎて、引き込まれた光も自ら発する光も一切外に出てこられないからだ。
仮に光が底にあるなにかに反射して歪んだ空間からでてこようとしても、その深すぎるすり鉢の底は重力が強すぎて無理ゲらしい。地球の重力から逃げて宇宙に飛び出す場合、秒速約11kmが必要だが、ブラックホールだと宇宙最速(秒速30万km/10億8000万km)の光で飛び出しても、重力が強すぎて脱出できないという。
つまり、ブラックホールが黒いのは光が反射しないというより、光を閉じ込めてしまうからであって、ブラックホールの周囲が光り輝いていなかったら、間接的にその存在を認識することができなかったかもしれないという。
光が戻れなくなる境界と物理法則が通じなくなる中心部
このブラックホール内で光が抜け出せなくなるラインは「事象の地平面」と呼ばれており、ここを超えると時間と空間が入れ替わるバグも発生するという。ここでは、空間が絶対に出られない強制一方通行に変わり、時間が自由に動ける場所に変わるという宇宙最大のバグが発生するので、仮に光を超える速さが出せたとしても、事象の地平面を一度超えてしまうと絶対に脱出することはできないようだ。
さらにブラックホール内部へと進み中心(特異点)に近づいていくと、時空の歪みが無限大にるという。無限大が絡んでくると時間や距離といった時空の概念そのものが完全に破綻し、この辺りで話を理解できず脳が焼けた。わしの宇宙への知的探求は事象の地平面以降を理解できずに終わった。今後、宇宙をテーマにした動画をつくったときは、収益の1割を主人公ラファウの養父であるポトツキさんに寄付したい。
余談だが、不正解は無意味を意味しないバトンリレーは続いていて、アインシュタイン自身の方程式から、カール・シュヴァルツシルトという天文学者がブラックホール(事象の地平面)の存在を数学的に導き出したにもかかわらず、アインシュタインは「現実の天体がそこまで極限まで押し潰されることはあり得ない」とその存在を否定していたようだ。そして、二人が死んで星になり、一般相対性理論発表から100年以上が経過したごく最近の2019年に、計算上の存在だったブラックホールが初めて撮影されたという。
人が異物を弾こうとする根源的な理由
異端者が教会から弾圧を付けたように、人間が異物を弾こうとする行為は、現代でもリアルやSNSなどあらゆるとこで見られる。
学校ではルッキズム・家庭環境・コミュ力などが原因でいじめられたり、大人になっても推してる政党・信じてる宗教・応援している野球チームが違うことでいがみ合ったり、ネット上では「悪い奴だ」とレッテルを貼られたというだけで相手は徹底的に叩かれたりする。
このようにわしらが異質な存在を排除しようとする行為は、最近リハックで見た進化生物学者の話によると、狩猟採取時代に生き残るために不可欠だった「防衛本能」と「脳の快感メカニズム」が、現代の環境下でも強力に働き続けているからだという。
噛み砕いて説明すると、人類の歴史って約700万年くらいあるらしく、そのうちの699万年くらいは、ずっと動物狩って&どんぐり採って、無くなったら移動!みたいなサバイバル生活を150人くらいの群れでしてたらしい。そんな定住しない過酷な環境だとワンオペで生き残るとか無理ゲだから、みんなでパーティー組んでワイワイ協力し合うのがマストだったという。
だがしかし、そんな小さな集団の中で自分だけサボったり、仲間を裏切ったりするなど不正する輩が現れると、全員ゲームオーバー(生存の危機)になりかねない超ハードモードな超絶ヤバい状況になることから、わしのようにズルする人は集団から追い出したり・仲間外れにしたという。
具体的には、当時の集団ではゴシップ(噂話)が重要な役割を果たしていたと考えられていて、 タイマンで直接文句言うんじゃなくて、裏垢とかDMのノリで「あいつヤバくね!?」って情報を群れ内で共有して、みんなで一斉に仲間外れにして排除するという安全な制裁方法をとっていたという。
んなもので、人間って遺伝子レベルで輪を乱す者に不快感が抱く感情や、悪者を排除した時に快感を得る感情が組み込まれていて、本能的にそうした人々を嫌って排除することで平和な集団を維持してきたという。
そして、狩猟や子育てを互いに助け合わなければならない当時の環境下において、集団から追い出されて一人になるということは、猛獣に襲われたり・飢えたりしてしまうので、事実上の(追い出される=死)を意味していたという。
んなもので、グループから仲間外れにされたり、群れから追い出されたりしないように、大昔からグループの中で最下位だけはガチで回避しなきゃヤバい!って必死だったという。だから「他人と自分を比べる」「ちょっとだけ頑張る」「他人の足を引っ張る」みたいなムーブかまして、なんとか集団内で生き残るため、以下のような強烈な感情が遺伝子レベルでブチ込まれてるという。
「嫉妬」という名のガソリン
何歳になっても嫉妬という感情の発生は抑えられないと思うが、集団生活で生き残るために重要な役割を担っていたという。例えば、誰かがイノシシを爆狩りして、周りから「スゲー!」ってチヤホヤされてるのを見たとき、「悔しい!」と嫉妬することで、次こそは自分も頑張って獲物を狩りまくって褒められたいという努力のモチベーション(ガソリン)に変換するためのポジティブな感情として組み込まれているようだ。
他人の不幸でメシウマ(ざまぁ!)
他人の不幸で喜ぶ感情も脳のメカニズムも最初からガッツリ組み込まれているという。自分より上の立場の人が失敗してランク落ちると、相対的に自分の村ランキングが上がり、集団の中での立ち位置がアンパイになるので、集団内で自分よりカーストが上にいる人がやらかして失敗したときに強く発動するようだ。なので、現代人も相手がミスったりすると、脳内では報酬系システムが働いて、脳汁ドバドバで喜びや快感を感じる仕様になってるという。
ランキング上位に行くための承認欲求
自分が集団からハブられない安全圏にいるかってのを確認するため、わしらは集団の中でどの辺のランクなのか(相対的な位置)を常に知りたがるようにできているという。なので、人間の脳はランキング付けが大好物で、他人と比べて自分が少しでも劣っていると、ムカつきを覚えて不幸感MAXになる仕様だという。逆に誰かから褒められると、自分は集団の役に立って居場所があると安心できるように承認欲求も刻み込まれているという。
ズルに対する強烈な「不快感」と「怒り」
普通に考えると自分より強いのに襲われたら一目散に逃げるのが一番アンパイだけど、シマを奪われるってことは、ゲームオーバーに直結するヤバい状態になることから、圧倒的不利な状況でも全力で立ち向かい、自分の身や立場を守るための強力な防衛本能として脳内にインスコされたと考えられてるという。
タゲってきた相手からしても、いくら自分がチート級に強くても、怒り狂って死に物狂いで向かってくる相手と戦えば無傷では済まないので、結果的に相手が怯んで縄張りが守られるという一か八かの博打のような威嚇・報復行動を引き起こす防衛本能も脳に搭載されているようだ。
現代でミスマッチした本能とどう付き合う
このように、嫉妬・羨望・劣等感・優越感・競争心・承認欲求・妬み・自尊心・自己嫌悪・羞恥心・恥辱・etc..比較評価に関わる感情は、「自分が小さな集団の中でどういう位置にいるかを常に把握し、致命的に不利な位置に落ちずに生き残る」というために、進化の過程で遺伝子レベルに組み込まれた生き残りのためのプログラムなので、当たり前のようにキッズのときから強く感じる感情なのも納得ができる。
歳を重ねて成熟していくと、この感情や欲求を瞬間的に理性で制御できるようになっていくが、699万年かけて作られた感情フォーマット(集団から排除されることを避ける根源的欲求)を完全に無くすことは難しいうえ、集団人数・富の格差・テクノロジーなどが必要以上に増えた要現代では小集団向けの感情が必要以上に増大しているという。
脳がうまく処理しきれずにエラー(過剰な怒り、孤独感、ネガティブな嫉妬など)を起こしている遺伝子に刻まれた強烈な感情への対処法は以下の5つで、感情の仕組みを知ること自体が最大の防衛策だという。
①メカニズムを知りメタ認知で客観視する
②一回限りの相手への怒りは損と割り切る
③本能=正しいと正当化しない
④他人の攻撃を生物学的反応と捉え直す
⑤小さなコミュニティで嫉妬を努力に変換する
人類史は屈服と妥協の連続
よくよく古代の歴史を調べてみると、縄文時代は戦争の概念や身分制度はなく、平等な社会に近かったようだ。土地を持って農耕や牧畜をしなくとも、食べるのに困らないほど自然から得られる食べ物の種類が豊富ななことと、それらを所有せずに共有していたことから、財産や格差が蓄積しにくく、備蓄した食料を奪われたり、守る武力も必要なかったようだ。
実際にウルルンで登場した石器時代そのままの暮らしをしていたゾエ族は、リーダー的存在がいたり、定住をしていたものの、狩猟や採集で得たものを全員で分け合って食べいたし、村人全員がファミリーのようだった。
さらにルックスもみんな裸に近いような状態で似たようなものを身につけていて、文明が発達した国とは違い貧富・学歴・職業格差もなかった。あらゆることでマウントを取り合うこともないので、目立つ人に合わせた物差しの露出もない。
わしらと同じ複雑な感情を持ってはいるだろうが、貨幣のない小さな村の環境だと、狩猟採集時代と似た社会だと思うので、それらの感情の大半が昔と同じように生き残るために正常に機能していることだろう。
一方、格差のある見知らぬ人だらけの大集団で、さらにネットの普及で過剰に情報が可視化されたされたわしらの社会では、狩猟採集社会で役立っていた感情がうまく噛み合わなかったり、必要以上に大暴走してしまっているという。
ちなみに、48年前にドイツ人宣教師が入ってきたバテロ族は村人の大半がクリスチャン。日曜日に教会で開かれるミサに行くときは、服を着るよう指導されてるもんだから、狩りの獲物や果物を町で売り、お金を手に入れたり服を着たりするようになってからというものの、「人を羨ましく思う気持ちが生まれた」と言っていたのが印象的だった。
稲作が普及して集落が大規模化した弥生時代以降の時代でも財産と格差が生まれたようだ。農耕によって食料を蓄積できるようになると「持つ者」と「持たざる者」という絶対的な差が生まれ、「持たざる者」は困った時に「持つ者」から食料をもらったり、借りたり、お願いしたりせざるを得なくなり、そこに権力関係や従属的な関係が生じるようになったという。
さらに富を持つようになった人は、自分の財産を奪われないように高い壁を作り、さらにその格差を維持・正当化するためのシステムとして階級(身分制度)を作り出したという。
農耕に依存した時代に生まれると身分差や階層が大きくなるので、身分が低いと顔も知らない権力者の古墳や施設を低報酬で朝から晩まで作ってたやもしれぬし、移住できずに食料のストック分がないと飢饉や疫病で餓死していたかもしれない。
ワンチャン武士に生まれたとて、源氏に滅ぼされた平氏のように、国内の勢力同士の戦で死んだり、明治維新によって生き方を大きく変えられていた可能性もある。身分制度が廃止された後の時代に生まれても、赤紙が届いて敵の部隊や戦艦に突っ込んで戦死していたやもしれぬ。
今後、AIの進化でホワイトカラーが消滅してブルーカラーの時代が再到来すると言われているが、AIが人間の知能を上回るシンギュラリティが訪れ、AIが作業に応じた身体を持てば、その仕事も代替される日がくると言われている。さらにAIが進化して働かなくても暮らせる時代が訪れたとしても、ニートのようなわしはダメージはないが、働いてきた人は生きがいを失うと予想されている。
つまり、どの時代に生まれたとて、形は違えど何かしらの制約や圧力の中で生きることを強いられ、その中で折り合いをつけなければいけないという。その妥協や屈服をしてきた先祖のおかげで、わしたちも暮らしやすくなったけど、今度はわしらが我慢を強いられる番なのかもしれない。自由に見える時代であっても、別の形の不自由が存在し、それに適応できなければこの先生きのこることはできないのだ。












































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