ベネフィットの種類
商品の特徴や独自性から得られる利点(メリット)をベネフィットというらしい。
ベネフィットには、大別すると『機能的ベネフィット』と『情緒的ベネフィット』の2種類がある。
- 機能的ベネフィット:機能的な価値。
- 情緒的ベネフィット:感情・情緒的の価値。
機能的ベネフィット
おれは最近”ツナギ”を着ている。何故ツナギを着ているのかというと、洗濯物を干すときにズボン・トレーナーをハンガーにかけて干すと手間がかかるし、闇属性がついている1級の引き篭もりだと、洗濯物を干してる間に太陽の光を浴びて溶けてしまうからだ。
ツナギの場合は服とズボンが一体化しているから、物干し竿に引っ掛けるだけなので手間をかけることなくすぐに洗濯物を干す作業が終わる。自身が溶ける前に洗濯物を干す作業が終わるのだ。つまり、おれがツナギを購入した理由は機能的ベネフィットを得られるからだということが分かる。
情緒的ベネフィット
シャネルや高価なブランドの服を着てる人間のほとんどは、機能的ベネフィットより情緒的ベネフィットが大きく得られるから身につけている。例えば、優越感にひたれるとか、恥ずかしくないとか、可愛くみられたいとか、大人に見られたいとか、落ち着くとか、高級時計なんかと同じでステータスを得るために購入してる感じだと思う。なので、そのへんのバッグにロゴさえ印刷しておけば大方の人間が気に入るはずだ。
ヴィトンの革財布だって別にヴィトンじゃなくても、革職人が作った革の財布でも同じような機能はあるし耐久性だって十分高い。それなのに高価なヴィトンの財布を選ぶってことは情緒(感情的)な理由が大きいからであろう。デザインや革がいいんじゃない。最初にLVという強力なブランド力が頭に入ってるからそう思うだけだ。もっとデザインが良くて丈夫な財布ならいくらでもある。例えばこんな財布とか。電子レンジでチンしても普通に使えるほど耐火性もあるじゃない。
広告文章にはベネフィットが書かれている
ベネフィット+特徴
人が商品やサービスを購入するのは商品やサービスが欲しいからでなく、商品やサービスから得られるベネフィットが得られるから購入することが分かる。例えばおれは最近、座椅子と低反発マットを買ったが、座椅子と低反発マットが欲しいのではなくデスクワーク中に背もたれしたいことと、長時間座っていると尻が痛くなるから、快適に作業したい。これを解決するために座椅子と低反発マットを買った。(機能的ベネフィットを求めていた。)
客は商品から得られるベネフィットを求めてるのだから、商品の特徴・使い方・選び方だけでなく、文章にはベネフィットも書かなければいけなくなる。
客は悩みや課題を解決するためにベネフィットを求めている。ベネフィットを求めてるユーザーは疑問系のキーワードでぐぐってくる。こういうユーザーは、悩みや課題の解決できる商品を掲示すれば金を落とす。そこで金を落としてもらうには、やはり客の心を動かさなければいけない。
タイトルにはメリットやベネフィットを入れた方が読まれやすい
ちなみに紙媒体のマーケティングで使われているキャッチコピーには、様々な成果のでやすい型があり、その1つにベネフィットを入れる型のキャッチコピーがある。アフィの場合は検索を意識したコピーを書かないといけないから丸々真似ることはできないけど、これは成約系のジャンルのアフィにも使えるノウハウだと思う。
WEBページは3秒で読むか読まないかを判断されると言われている。ベネフィットを求めているユーザーが、ベネフィットやベネフィットを匂わせることが書かれている見出しやタイトルを見たら、間違いなくその見出しの下にあるボディーコピーが読まれる。読まれないは最大の敵。1982年から続いている通販生活の見出しにはベネフィット体質の見出しばかり使ってるからいい参考書になると思う。
ベネフィットの深堀り(ベネフィットから新しいベネフィットが生まれる)
ベネフィットに「だから」とつけると新しいベネフィットが生まれる
>>ツナギだと服とズボンが一体化しているから物干し竿に引っ掛けれるだけで手間をかけることなく終わる。ちなみに、このベネフィットの後に「だから」をつけるとさらにベネフィットが生まれるらしい。
だから、手間をかけることなく洗濯物が干せる。
だから、洗濯をしたり洗濯物が干すのが億劫でなくなる。
だから、洗濯物を干す時間が短縮できる。
だから、朝ゆっくりできる。
だから、アフィの作業にも時間をかけられる。
だから、月収がアップする。
だから、毎月たらこがたくさん買える。
だから、糖尿病になる。
と書く文章なんていくらでも盛れるだろうがみたいなことをエライ人が言ってた。しかも、この例だとちょっとわかりにくいが、ベネフィットをたくさん書くと間違いなく、検索から引っかけられるターゲットの層が広がると思う。1枚の広告チラシはターゲットを欲張ってしまうと成果が落ちる(読まれない)みたいだけれども、アフィの場合はターゲットを広げたほうが成約数が増えるから、商品から得られるベネフィットをたくさん知っておいたほうがよいだろう。
気づかないベネフィットやUSPはレビューに転がってる
んで、ベネフィットやUSP(ユニバーサル・セリング・プロなんとか)=「他に同じ商品があるのになぜそれを選ばなければいけない理由」というのは客が一番知ってるみたいで、客から聞くと新しい発見もできるみたいだ。
アフィの場合は客の声を聞くことができないから、アマゾンや楽天のレビューからこれらの情報を利用するといいかもしれない。やはりここには、自分の知らない使い方やメリットも記載されてるから、ネタにすることができる。もちろんコピペするより、自分で実際に試してみたほうが体験談と写真と一緒に混ぜたほうがリアリティが上がり信憑性の高い記事になる。もちろん写真や見出しにはベネフィットをいれたほうが効果的だろう。
ちなみに違う使いかたをしているユーザーの情報もけっこう熱い。前にリンクをもらたブロワは本来ゴミを吹き飛ばすツールだが、通販サイトのレビューでは、PCの清掃や洗車後の水滴を吹き飛ばしている用途で使っている人もいた。この情報をレビューから得られなければ、その関連キーワードからユーザーを拾えなかったから、売上は間違いなく落ちてると思う。
キーワードプランナーみたいなツールもいいけど、ロングテールSEOなんて意識しなくても、その商品やサービスの専門家になれば、ロングテールキワードなんて必然的にはいるし、ビッグキーワードより需要(検索数)は少ないけど束になると大きなアクセスとなる。ビッグキーワード1本で生きてるサイトだとそのページの順位が落ちたら氏ぬ。
インプットのストック 放出
最近は、インプットばかりで何も実践はしてない。サイトのページは何回も編集してるのにいつ見ても文章の構成や内容がしょぼく見える。相当レベルが低い。
チラシを一変させる魔法の三文字
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