アフィリエイト約10年の収益まとめ(半人前でも稼げた時代からの転落)

アフィリエイト10年間の収益を振り返る

年度総収入
2013年わからん
2014年1,077,182円
2015年2,179,298円
2016年5,179,422円
2017年9,443,794円
2018年8,492,035円
2019年11,157,410円
2020年3,682,537円
2021年3,024,453円
2022年3,797,509円

売上高の伸び、減少の波について

アフィリエイトをはじめて早くも約10年が経ち、保管期間(7年)をすぎた帳簿書類を焼き払えることに気づいたので、確定申告書に必要な書類を整理すると同時に総収入をまとめてみた。

この9年間の収益を振り返ってみると、2016年までは売上高が大幅に伸びているのに対し、2017年以降は微増あるいは横ばいとなっていることが分かる。

そして、2020年は前年にコアアップデートで被弾し、順位が下がった影響もあり、収益が大幅に減少。その後も1,000万円以下の売上高が続き、課税事業者から免税事業者へ。

こもりびとに訪れた逆風!競合増加やGoogleアップデートよる影響

再度改めて振り返ってみると、アフィリエイトに参入して数年間は適当な構成や稚拙な文章の記事でも上位をとれたので、ジャンルの選定とターゲット層さえ間違えなければ、わしみたいな半人前でもいっちょまえに稼げる時代だったように思う。

自分が参入した電動工具やコードレスクリーナーのジャンルも当初は競合が少なく、購買意欲の高いキーワードで上位をとりやすかった。厳密には競合は存在したけれど、こたつ記事がメインのサイトばかりだったので、脅威になるとは考えていなかった。

しかし、コピペしたような内容のサイトが増えて、その対策としてGoogleが(経験-専門性-信頼性-権威性)を重視。最終的にわしの渾身の記事も一緒に吹き飛ばされてしまったことを考えると、量産された低品質のサイトは結果的に脅威的な存在であった。

ただ、副業が解禁された2018年頃から自分より情熱を注いでるような競合がちらほら散見されるようになったので、コアアップデートが実施されていなくても、上位を首位できずに収益は落ちていただろう。

YouTubeもこれくらいの時期から急速に多種多様なジャンルに特化したチャンネルが増えて、年々、ふざけた動画では再生数を稼ぐことが難しくなっている。

経費よりも現ナマを残す方針に変更

経費をかけることが節税と言われているが、被弾した先人を見ていて経費にかけたものが資産にならないと悟ったので、自分は経費をかけずに現金を残すようにした。

そのおかげで納税する金額が増えたものの、それなりに預金が貯まったので、アプデ後に慌てて舵を切る必要がなかったり、新しいチャレンジが見つかったときのために必要となる資金もできた。

自分1人で作業量に限界があることから、外注化の必要性を痛感

だがしかし、自分ひとりが1日にこなせる作業量は限られているので、労働者の日当を稼げるようになった時点で、経費をかけて自分が手をださなくても傭兵が記事を執筆してくれる仕組みをつくっておくべきだったと後悔している。

ただ、どうしても自分で実体験してレビュー記事を書きたかったことや、依頼する発注を言語化するのが難しくて、修正箇所があっても自分で直すほど人間とのやり取りが億劫だった。もっと要領のいい人間だと、サイトの寿命は伸びていただろうし、売上のアッパーもあげられたかもしれにあい。

AI活用で外注や更新のハードルが下がる

これまで育ててきたアフィリエイトサイトは更新するモチベが年々下がってきているので、毎年、新ジャンルに挑戦を考えていたが、預金が減らないほど収益が発生しているため、ちまちま既存サイトだけを更新している状態が続いている。

だがしかし、コミュ障やふざけた言語の指示でも文章生成などのタスクをこなしてくれるChatGPTの登場により、新しいサイトの更新も気兼ねなくAIに任せられるようになった。

うち2つは記事の執筆だけでなくネタも(GPT-4)が考えているので、わしは画像を挿入するだけだ。この画像もAI(stable-diffusion)が生成してくれるので手間はかからない。

ちなみにこの記事の文章を書いたのはわしだが、一部つまづいた文のリライトや、タイトル・見出しはGPT-4が考えてくれた。今後、ChatGPTのバージョンアップによって修正箇所が減ったり、こなせるタスクも増えてくるだろうと期待。

成功の鍵は情熱と差別化にあり

様々なジャンルで成功している人たちの話を聞いたり、自分自身がコンテンツを作り続けて思ったことは、最初は誰にも見られなかったり、収益が発生しない期間があるので、対価がなくても情熱を注げるようなことを見つけなければならないということ。

そして、どんな市場でも必ず競合が現れてパイの奪い合いになるので、競合が簡単に参入できないような差別化を図ることが重要だと感じた。簡単に真似できない強みを持っていれば、競合の多いジャンルに参入しても稼ぎ続けることができるだろう。

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