あの夏の夜、千代と布団にもぐりこんで、いろいろな話をした。その時千代は、はずかしそうに、一夫君のことを言い出したのだ。同じクラスの一夫君の横顔に夕日が当たった瞬間、千代の胸の中で、赤い実がはじけたというのだ。「不思議なのよ。一夫君とは小学校も一緒でしょう。同じクラスになったことはなかったけど、それまで毎日のように顔を合わせていたのに、そんなことなかった。それが、突然ー。」それから千代は、一秒だって一夫のこと忘れたことはないの、と言った。
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胸や心の場所は脳(大脳皮質)?

小学生の国語の教科書で読んだ「赤い実はじけた」。客が心を動かされ清水の舞台から飛び降りて商品を買うときと似ていて、恋に落ちた瞬間も心がときめく。千代やんは、その心のときめきを「胸の中で赤い実がはじけた」と表現した。

んで、「胸の内にしまう」って言葉があるけど、胸の奥には心臓と肺しかなくて、この臓器では何かを記憶をすることはできない。だから、記憶を内にしまった「胸」や「心」の場所って、物事を長期記憶することができる臓器(脳の大脳皮質)だと思う、というかここしか考えられない。

前頭前皮質は複雑な、認知行動の計画、人格の発現、適切な社会的行動の調節に関わっているとされている。
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赤い実がはじけたとき脳は理性を失ってる

んで、赤い実がはじけたとき(ときめいたとき)に脳で何が起こったのかというと、普段ときめきを抑えている脳にある前頭葉の前側の領域(前頭前皮質)のリミッターが飛ぶみたいよ。酒のんで酔っ払ったときも前頭前皮質が麻痺するから、理性がたもてない状態になっている。

この状態こそが「恋愛」。異性のどこでときめくかは人の脳によって違うけど、本気で人を好きになって恋愛してしまうと理性が効かなくなる。なぜ理性がきかなくなるのかというと、子孫を残さないといけないからみたいだ。中学生であろうと、子供を埋めない体の女性だろうと、恋に落ちてしまうと脳は子孫を残そうとする状態になるから、社会性とか自分の身体を度外視した行動をとってしまう。

すなわち、ときめいた恋愛をしているときは、人はブレーキが効かない感情のジェットコースターに乗ってしまっているから、社会性がOFFになってしまってる。だから、スポンサー、レギュラー番組、所属している政党に迷惑がかかるのが分かっていても、止められない状態になってる。これは歴史の人も証明している。恋愛なんて許されない敵国とか異教徒とか身分とか坊さんとか関係なしに恋に落ちて恋愛してしまった人達がおったはず。

不倫の愛はもろい

だから、ベッキー辺りからの不倫報道を見て思うことは、「好きになってしまってブレーキが効かなくなったでござる。」と正直に言ったほうがいさぎがいいと思う。でも、修復したいのか・慰謝料を考えてるのか・相手の家族のことを考えてるのかしらないけど、取り繕った言い訳を言ったり、相方の対応みてたりると、所詮はすぐに砕けるような脆い愛だったり、好きになった相手を間違ったんじゃないかなと思ったりする。

ちなみに、異性に対してあまりときめかない人間や、理性を保てる人間もいる。ただ、そういう個体は、赤い実がはじけてブレーキが効かなくなった個体に比べると子孫を残す確率が低くなると言われてる。さらにちなみに、倦怠期に入ったり、子供を産んだりすると最初にときめいていたものはなくなり、脳は正常に戻る。そのあと二人はプリキュアはどうなるのか誰にも分からんが、愛は恋愛をしたときに定義され、愛の定義は十人十色。